君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
エピソード2
初恋の、その先を
__初恋の、しかも、十年ぶりに再会した元彼と復縁するって、どのくらいの確率なんだろう。
「よく頑張ったね」
休憩ルームで椅子に腰掛けていると、白い紙コップに入った温かいココアを渡される。
「郡司くんが一緒にいてくれたからだよ。ありがとう」
初めて訪れた警視庁は、意外にも威圧さを感じず居心地が良かった。
それもこれも、彼が隣にいてくれるおかげだろうか。
「郡司くんじゃなくて、名前で呼んでほしいな。僕たち、付き合ってるんだから」
期待の眼差しを向けられ、ごくんと唾を飲み込んだ。
「……じゃ、じゃあ……要くん」
そう言うと、要くんは満足げに微笑み、隣に腰掛けた。
ストーカー被害に遭っていた私を高校の同級生で元彼の郡司要くんが、偶然にも助けてくれたのが数日前のこと。要くんと再会した私は彼に付き添ってもらい、警察に被害届を出しに来た。
被害状況や昨夜の出来事を細かく聞かれ、嫌なことを思い出すことになってしまったけど、要くんが隣にいてくれたおかげで落ち着いて話すことができた。
すぐ横から感じる彼の体温に、そわそわとして落ち着かない。
一日経ったけど、まだ実感が湧かない。彼と再会しただけじゃなくて、まさか、もう一度付き合うことになるなんて、思いもしなかった。人生、何が起こるか分からないものだなと、つくづく思う。
「よく頑張ったね」
休憩ルームで椅子に腰掛けていると、白い紙コップに入った温かいココアを渡される。
「郡司くんが一緒にいてくれたからだよ。ありがとう」
初めて訪れた警視庁は、意外にも威圧さを感じず居心地が良かった。
それもこれも、彼が隣にいてくれるおかげだろうか。
「郡司くんじゃなくて、名前で呼んでほしいな。僕たち、付き合ってるんだから」
期待の眼差しを向けられ、ごくんと唾を飲み込んだ。
「……じゃ、じゃあ……要くん」
そう言うと、要くんは満足げに微笑み、隣に腰掛けた。
ストーカー被害に遭っていた私を高校の同級生で元彼の郡司要くんが、偶然にも助けてくれたのが数日前のこと。要くんと再会した私は彼に付き添ってもらい、警察に被害届を出しに来た。
被害状況や昨夜の出来事を細かく聞かれ、嫌なことを思い出すことになってしまったけど、要くんが隣にいてくれたおかげで落ち着いて話すことができた。
すぐ横から感じる彼の体温に、そわそわとして落ち着かない。
一日経ったけど、まだ実感が湧かない。彼と再会しただけじゃなくて、まさか、もう一度付き合うことになるなんて、思いもしなかった。人生、何が起こるか分からないものだなと、つくづく思う。