君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
僕の瞳を見つめる彼女の瞳も潤んでいく。立ち上がると、僕のその動作だけで、彼女の心臓が飛び跳ねる。彼女の目は、耳は、皮膚は、一喜一憂しながら、僕を感じ取っている。
「要くん、私……今すごく幸せだよ」
彼女の両の瞳から、涙がこぼれ落ちる。
一歩近づき、彼女の腰を引き寄せる。
「花音……」
宝物を扱うように優しく、でも、力強く抱きしめる。
「君が愛おしくて仕方がない……」
「私も、要くんが好きで仕方がないよ」
優しくて温かいその涙ごと、頬にキスをする。
真っ直ぐに見つめてくる彼女の瞳は、僕への愛で熱帯びている。
(ああ……もう本当に……)
どうしようもなく、君は僕の心を掴んで離さない。
物欲しそうにする唇に、そっと自分の唇を重ねる。
唇が離れて見えた先、幸せに笑う彼女の笑顔に胸が締まる。
「きゃ……!」
華奢な身体を抱き上げ微笑む僕に、彼女の幸せな笑顔は深まる。
微笑み合いながら額を寄せ合うと、僕らは誓いの言葉を口にする。

「「永遠に」」


__Fin
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