君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
高校生の時、私は要くんと美化委員に所属していて、その仕事でよく二人で花壇の手入れをしていた。委員会のたび、私は植物が好きなことを要くんに話していて、その時に話題に上がった植物の一つがこのシェフレラ。
だけど、そんな昔のことなんて、とうに忘れられていると思っていた。
「覚えてるよ。君の好きだったものも、話してくれたことも、してくれたことも、全部覚えてる。忘れない」
じっと真っ直ぐに向けられた視線。
黒い瞳が、私の胸を射抜く。
鼓動はこれでもかというくらい速まって、顔を背けたいのに__背けられなかった。
「花音……」
細く長い綺麗な指が、私の頬に向かって伸ばされる。
私はぎゅっと目を瞑った。
彼の吐息を近くに感じる。
その距離、わずか数ミリ。
息を呑むと、唇が重なった。
「んっ……」
痺れるような感覚が、一気に全身を駆け巡る。
「んんっ……ふッ」
重ねるごとに深まる口づけ。
そのまま体を支えられながら、後ろに倒れ込む。
「っんあ……」
あの夜を思い出してしまうような、口内を掻き乱されるような激しいキスに、息の仕方を忘れそうになる。受け止めるだけで精一杯な私は、要くんの好きにされるがまま。
だけど__もっと欲しいと思ってしまう。
私は要くんの首に、両腕を巻きつけた。
(もっと……もっと彼が欲しい)
私のその欲望に応えるように、要くんがスカートの裾に手を入れようとした、その時だった。
着信音が響き渡り、要くんの手がピタリと止まる。
「……はぁ」
要くんは軽くため息をつくと、スラックスのポケットから、携帯を取り出す。
「……仕事のだ」
ばつが悪そうそう言うと、私の上体を起こし、携帯電話を片手に部屋を出て行く。
スタンドミラーが置いてあることに気づくと、体温が更に上昇した。
だけど、そんな昔のことなんて、とうに忘れられていると思っていた。
「覚えてるよ。君の好きだったものも、話してくれたことも、してくれたことも、全部覚えてる。忘れない」
じっと真っ直ぐに向けられた視線。
黒い瞳が、私の胸を射抜く。
鼓動はこれでもかというくらい速まって、顔を背けたいのに__背けられなかった。
「花音……」
細く長い綺麗な指が、私の頬に向かって伸ばされる。
私はぎゅっと目を瞑った。
彼の吐息を近くに感じる。
その距離、わずか数ミリ。
息を呑むと、唇が重なった。
「んっ……」
痺れるような感覚が、一気に全身を駆け巡る。
「んんっ……ふッ」
重ねるごとに深まる口づけ。
そのまま体を支えられながら、後ろに倒れ込む。
「っんあ……」
あの夜を思い出してしまうような、口内を掻き乱されるような激しいキスに、息の仕方を忘れそうになる。受け止めるだけで精一杯な私は、要くんの好きにされるがまま。
だけど__もっと欲しいと思ってしまう。
私は要くんの首に、両腕を巻きつけた。
(もっと……もっと彼が欲しい)
私のその欲望に応えるように、要くんがスカートの裾に手を入れようとした、その時だった。
着信音が響き渡り、要くんの手がピタリと止まる。
「……はぁ」
要くんは軽くため息をつくと、スラックスのポケットから、携帯を取り出す。
「……仕事のだ」
ばつが悪そうそう言うと、私の上体を起こし、携帯電話を片手に部屋を出て行く。
スタンドミラーが置いてあることに気づくと、体温が更に上昇した。