君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
「へー、二人は高校の同級生だったんだ」
「はい。一、二年生はクラスが別だったんですけど、三年生で同じクラスになって、それで……」
「それで、好きになったってわけね」
気恥ずかしくなって言葉を飲み込んでしまった私に代わって、才川さんはそう言い、私はこくりと頷いた。
恋として意識したのは、三年生で同じクラスになってからだけど、要くんのことは、一年生の時から知っていた。
入学式の時、かっこいい人がいると噂になって、友達に連れられて彼を見に行ったことがある。
教室の一角、一番後ろの窓側の席。彼はひっそりとそこにいたけど、その空間だけ別世界のようだった。物静かな彼がふと空を見上げる姿が印象的で、その目に映る世界はどんな姿をしているのか。そんな風に思って、密かに憧れていた。
(要くんは、私の存在すら知らなかったと思うけど)
「こいつ、高校の時ってどんな感じだったの?」
「今とあまり変わりませんよ」
(あっ、だけど、高校の時は、ここまで甘々ではなかった。それに、大人になった要くんは、少しいじわるなところもある)
だけど。
そんな彼も嫌いじゃない。
「昔から、こんな無愛想で口が悪かったの?」
「えっ? 無愛想? 口が悪い??」
才川さんの言葉に、思わず笑って聞き返す。
「こいつ、すごく毒吐くでしょ? それに言葉足らずだし」
眉間に皺を寄せ前のめりになる才川さんに、また思わず笑ってしまう。
「ふふっ、そんなことないですよ。要くんは優しくて思いやりがあって、それにいつも真っ直ぐに想いを伝えてくれます。私は、そんな要くんが大好きです」
本当に、彼が大好きだ。
「はい。一、二年生はクラスが別だったんですけど、三年生で同じクラスになって、それで……」
「それで、好きになったってわけね」
気恥ずかしくなって言葉を飲み込んでしまった私に代わって、才川さんはそう言い、私はこくりと頷いた。
恋として意識したのは、三年生で同じクラスになってからだけど、要くんのことは、一年生の時から知っていた。
入学式の時、かっこいい人がいると噂になって、友達に連れられて彼を見に行ったことがある。
教室の一角、一番後ろの窓側の席。彼はひっそりとそこにいたけど、その空間だけ別世界のようだった。物静かな彼がふと空を見上げる姿が印象的で、その目に映る世界はどんな姿をしているのか。そんな風に思って、密かに憧れていた。
(要くんは、私の存在すら知らなかったと思うけど)
「こいつ、高校の時ってどんな感じだったの?」
「今とあまり変わりませんよ」
(あっ、だけど、高校の時は、ここまで甘々ではなかった。それに、大人になった要くんは、少しいじわるなところもある)
だけど。
そんな彼も嫌いじゃない。
「昔から、こんな無愛想で口が悪かったの?」
「えっ? 無愛想? 口が悪い??」
才川さんの言葉に、思わず笑って聞き返す。
「こいつ、すごく毒吐くでしょ? それに言葉足らずだし」
眉間に皺を寄せ前のめりになる才川さんに、また思わず笑ってしまう。
「ふふっ、そんなことないですよ。要くんは優しくて思いやりがあって、それにいつも真っ直ぐに想いを伝えてくれます。私は、そんな要くんが大好きです」
本当に、彼が大好きだ。