君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
静まり返ったことに気づいて、はっとした。
「あっ、私……」
口元を手で隠すも、出してしまった言葉は取り消せない。
恥ずかしくて、顔を赤くしながらレモンサワーが入ってるグラスを手に取り飲む。
喉を流れていく冷たい感覚に、さらに意識がはっきりとさせられてしまう。
いくらお酒がはいっているとはいえ、本人前にしてこんなことを言ってしまうとは、お酒を飲んでいなければ、もっと恥ずかしかった。
不覚だなと思いながら、ふと隣に座る彼を見て驚いた。
要くんは、私以上に顔を赤くしていたのだ。
(お酒のせい、じゃないよね……?)
そんな彼を見入ってしまっていると、目が合う。だけど、すぐに逸らされた。
(いつもは私が逸らすのに)
「君から褒められるのは、なんだか落ち着かなくなる」
大きな手で顔を覆い隠しながら彼は言う。
クールな彼が、こんな風になるなんて意外すぎて、私はぼんやりとした感覚で、その姿を見ていた。
(……なんか、こんな要くんは可愛いかも……)
もっと、彼を知りたい。
思い切って、自分から話を続けてみる。
「大学の時の要くんは、どんな感じだったんですか?」
「そりゃあ、モテてたよ」
(やっぱり、そこはいつの時代も変わらないんだ)
「こいつ、すごいんだよ。大学入って早々、剣道の二段とっちゃってさ。四段持ってるだけでもすごいのに、先輩方はさぞ悔しかっただろうに」
(剣道、大学でも続けてたんだ)
剣道のことはよく分からないけど、高校の時もよく賞をもらっていたし、才川さんの話の感じからしても、要くんの剣道の腕はかなりのものなのだろう。
「サークルの時なんて、郡司見たさに女の子が集まってきて大変だったもんな。教授に、君がいると他の生徒が僕の授業に来ない。なんて言われたりしてな」
「いい迷惑だったさ。こっちは大事な大会を控えてるのに。それに、半分はお前目当ての野次馬だっただろ」
「野次馬って……花音ちゃん、こういうところがこいつの毒舌な一面だよ」
ここぞとばかりに、私にそう言う才川さん。
「ふふふっ」
今日は笑いが止まらない。
「あっ、私……」
口元を手で隠すも、出してしまった言葉は取り消せない。
恥ずかしくて、顔を赤くしながらレモンサワーが入ってるグラスを手に取り飲む。
喉を流れていく冷たい感覚に、さらに意識がはっきりとさせられてしまう。
いくらお酒がはいっているとはいえ、本人前にしてこんなことを言ってしまうとは、お酒を飲んでいなければ、もっと恥ずかしかった。
不覚だなと思いながら、ふと隣に座る彼を見て驚いた。
要くんは、私以上に顔を赤くしていたのだ。
(お酒のせい、じゃないよね……?)
そんな彼を見入ってしまっていると、目が合う。だけど、すぐに逸らされた。
(いつもは私が逸らすのに)
「君から褒められるのは、なんだか落ち着かなくなる」
大きな手で顔を覆い隠しながら彼は言う。
クールな彼が、こんな風になるなんて意外すぎて、私はぼんやりとした感覚で、その姿を見ていた。
(……なんか、こんな要くんは可愛いかも……)
もっと、彼を知りたい。
思い切って、自分から話を続けてみる。
「大学の時の要くんは、どんな感じだったんですか?」
「そりゃあ、モテてたよ」
(やっぱり、そこはいつの時代も変わらないんだ)
「こいつ、すごいんだよ。大学入って早々、剣道の二段とっちゃってさ。四段持ってるだけでもすごいのに、先輩方はさぞ悔しかっただろうに」
(剣道、大学でも続けてたんだ)
剣道のことはよく分からないけど、高校の時もよく賞をもらっていたし、才川さんの話の感じからしても、要くんの剣道の腕はかなりのものなのだろう。
「サークルの時なんて、郡司見たさに女の子が集まってきて大変だったもんな。教授に、君がいると他の生徒が僕の授業に来ない。なんて言われたりしてな」
「いい迷惑だったさ。こっちは大事な大会を控えてるのに。それに、半分はお前目当ての野次馬だっただろ」
「野次馬って……花音ちゃん、こういうところがこいつの毒舌な一面だよ」
ここぞとばかりに、私にそう言う才川さん。
「ふふふっ」
今日は笑いが止まらない。