君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
「でも、そうは言っても、一週間に一回は告白されてたんじゃないか?」
「そんなに!?」
それは、私が知っているスケールをはるかに超えている。
高校の時も、要くんに告白している子は見たことがあったけど、たまにで。もしかしたら、私が知らないだけで、本当はもっと他にいたのかもしれない。
「でもお前、全部断ってたよな」
「……」
才川さんの言葉に、要くんは追加で頼んだ何杯目かのビールを無言で飲む。
「てっきり、そういうのに興味がないと思っていたけど……」
才川さんは意味深そうに私を見る。
その表情が何を言っているのか、流石の私でも分かった。
__好きだよ。今も昔も、ずっと君が好きだ。
要くんも、本当に私を想ってくれていたんだ。離れていた十年間ずっと。そして今、こうして側にいて守ってくれている。
目が合うと、今度は逸らされることなく、愛おしそうに見つめられる。
(っ……)
胸が、きつく締まった。
こんなに好きでは、いつか彼への想いが痛いくらいに溢れてしまいそうだ。
でも、それでいい。
彼が私でもいいと言ってくれるなら、いつまでも側にいて、痛いくらいに、彼を好きでいたい。
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