君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
「お前が急に宿舎から出た時は何でかと思ったけど、花音ちゃんのためだったんだな」
今住んでいる高層マンションは、藤の実家が経営するセキュリティー会社が防犯面を担当している。彼女と住むことになり、セキュリティーに特化した良い部屋がないかと藤に相談したところ、あのマンションを勧められた。
宿舎も警察の寮なだけあって、ストーカーが近づくことは考えにくいが、セキュリティー面には欠ける。より保守性が高い家へ引っ越した方がいいと思った。
「いくら僕が側にいるとはいえ、家を知られれば付いて来られたり、嫌がらせをされることがあるかもしれない」
「警察官の俺たちは不規則で夜勤もあるし、SPは俺らと違って、任務で家を空けることもザラだしな」
任務内容によっては、日本を離れることもある。そんな時、僕に代わって彼女を守ってくれるものがあれば、少しは安心できる。
はじめは仕事を辞めて家にいてもらうことも頭をよぎった。だが、それは彼女にとって酷すぎることだ。いくら安全のためとはいえ、彼女が幼い頃から抱いた夢を、築き上げた宝物を奪うことなど僕にはできないし、そんなことはしたくない。
「犯人を野放しにしない」
次に奴が現れた時、必ず捕まえる。一日でも早く、彼女に平穏な日々を送ってもらえるように。僕たち二人の、明るい未来のために。
「俺にできることがあったら、なんでも言ってくれ。二人で抱え込むなよ」
「ありがとう。才川」
今住んでいる高層マンションは、藤の実家が経営するセキュリティー会社が防犯面を担当している。彼女と住むことになり、セキュリティーに特化した良い部屋がないかと藤に相談したところ、あのマンションを勧められた。
宿舎も警察の寮なだけあって、ストーカーが近づくことは考えにくいが、セキュリティー面には欠ける。より保守性が高い家へ引っ越した方がいいと思った。
「いくら僕が側にいるとはいえ、家を知られれば付いて来られたり、嫌がらせをされることがあるかもしれない」
「警察官の俺たちは不規則で夜勤もあるし、SPは俺らと違って、任務で家を空けることもザラだしな」
任務内容によっては、日本を離れることもある。そんな時、僕に代わって彼女を守ってくれるものがあれば、少しは安心できる。
はじめは仕事を辞めて家にいてもらうことも頭をよぎった。だが、それは彼女にとって酷すぎることだ。いくら安全のためとはいえ、彼女が幼い頃から抱いた夢を、築き上げた宝物を奪うことなど僕にはできないし、そんなことはしたくない。
「犯人を野放しにしない」
次に奴が現れた時、必ず捕まえる。一日でも早く、彼女に平穏な日々を送ってもらえるように。僕たち二人の、明るい未来のために。
「俺にできることがあったら、なんでも言ってくれ。二人で抱え込むなよ」
「ありがとう。才川」