【Quintet】
 晴の激しいドラムから開幕したNo.1の108の煩悩を終えると、UN-SWAYEDの軸とも言えるロック要素満載のNo.2のdrasticallyとNo.3のgenesis。

 発売3週目でシングルの売上がグループ初の100万枚を突破した本庄玲夏主演ドラマの主題歌、迷宮回廊はシングルバージョンとはメロディのアレンジを変えたアルバムバージョンが収録されている。

アルバムバージョンだと晴のドラムと星夜のベースの要素がより濃くなり、シングルバージョンよりも音の切れ味が増していた。

 No.5のインストのway outは悠真のギターが心地よく響き、No.6オトギバナシからはそれまでの強さと激しさのロックから一変して幻想的な雰囲気のミディアムバラードが続く。

 オトギバナシのラストからNo.7の夢逢い~YUMEAI~のイントロへの繋ぎはこの二曲でひとつの物語のようにスムーズ。

夢逢いはメインボーカルの海斗の囁くような低音と、サブボーカルの星夜のファルセットの調和が見事。海斗のハスキーな声に引き摺られることなく、ほどよい甘さを加えられるのは星夜しかいない。

 No.8のタイトルはfull moon。誰も明言しなかったが、この曲がキャンプの時に話題になった隼人と美月をイメージした曲だとすぐにわかった。
full moonは哀愁が漂うギターのメロディから始まった。

        *

 今夜も不夜城《ふやじょう》を彷徨《さまよ》い歩く
 見上げた空 四角い闇に
 気高く浮かぶ蒼い月
 暗がりに眩《まばゆ》い光差して
 月影の道しるべが俺を導く

 月光灯るその先
 見つけた君の後ろ姿
 探し求めていた感情とようやく巡り会えた
 これが、恋なのだと知った

        *
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