【Quintet】
海斗にアイスを食べさせてもらっただけなのに、悠真に対して後ろめたい。すぐ後ろに海斗がいるのに、ミラー越しに悠真とこっそり見つめ合っているのが後ろめたい。
星夜がいない時に海斗と悠真に甘えていて、後ろめたい。
誰かと何かをすれば好意を寄せてくれる他の人に後ろめたくなる。
沙羅と晴を挟んだ運転席と三列目の間では火花が散っているように見えた。
(どうしよう……私はどうしたらいいのだ……)
この異様な恋の火花に慌てる沙羅はラムレーズンの味もどこかに吹き飛んでゆく。沙羅の舌が再びロイヤルミルクティー味を思い出した時に星夜が戻って来た。
『まだちょっとぎこちないけど、純夜と話せてよかった。皆、ここまで着いてきてくれてありがとな』
帰って来た星夜の顔は晴れ晴れとしていた。今日の5時半に純夜と喫茶店で会う約束を取り付けたことを話すと海斗は急に膨れっ面で無言になる。
星夜と純夜のわだかまりは溶けても、まだ海斗の気持ちは複雑だろう。
時刻は太陽が眩しい午後2時。純夜との約束までどこで時間を潰そうか皆で議論した結果、ここから車で数分の場所にある児島ジーンズストリートに行くことになった。
児島ジーンズストリートは商店街にジーンズ専門の店が連なる400メートルのストリート。純夜が働くSky Blueのショップもこの界隈にある。
市営の駐車場に車を停めて五人はジーンズストリートに繰り出した。
星夜がいない時に海斗と悠真に甘えていて、後ろめたい。
誰かと何かをすれば好意を寄せてくれる他の人に後ろめたくなる。
沙羅と晴を挟んだ運転席と三列目の間では火花が散っているように見えた。
(どうしよう……私はどうしたらいいのだ……)
この異様な恋の火花に慌てる沙羅はラムレーズンの味もどこかに吹き飛んでゆく。沙羅の舌が再びロイヤルミルクティー味を思い出した時に星夜が戻って来た。
『まだちょっとぎこちないけど、純夜と話せてよかった。皆、ここまで着いてきてくれてありがとな』
帰って来た星夜の顔は晴れ晴れとしていた。今日の5時半に純夜と喫茶店で会う約束を取り付けたことを話すと海斗は急に膨れっ面で無言になる。
星夜と純夜のわだかまりは溶けても、まだ海斗の気持ちは複雑だろう。
時刻は太陽が眩しい午後2時。純夜との約束までどこで時間を潰そうか皆で議論した結果、ここから車で数分の場所にある児島ジーンズストリートに行くことになった。
児島ジーンズストリートは商店街にジーンズ専門の店が連なる400メートルのストリート。純夜が働くSky Blueのショップもこの界隈にある。
市営の駐車場に車を停めて五人はジーンズストリートに繰り出した。