二人で紡ぐLOVE STORY
「あぁ…彼氏、いるんだよな。ミカちゃんに聞いた」

「うん!」

「そっか…」

「サイジ…くん?」

「あ…いや…/////
綺麗に、なったなって思って…/////」

「……/////え!?」

「びっくりした。
で、一瞬で後悔した…(笑)
振ったこと」
サイジが睦月に近づき、手を掴んだ。

「え……
サイジくん、あの…」

「………っ…!!
ごめん!
ちょっと、びっくりしてつい…//////
睦月が、あまりにも綺麗になってたから……///////」
我に返ったように、手を離し離れた。

「う、ううん…」

「あ、えーと…また、レストラン来てよ!
彼氏と一緒に!」

「あ…うん!」

手を振り合って別れ、睦月は静恵と花瑛の元へ戻った。

「大丈夫だった!?ムツ」
「なんか、手、掴まれてたけど!」

「うん、大丈夫!」

「良かったぁ…」
「臣吾に連絡したから!
もうすぐ迎えに来ると思うよ!」

「うん、ありがとう!」

三人で近くのベンチに座り、それぞれ迎えが来るのを待つ。
「でもさ〜
最近ムツ、凄いね!」
「私も思ってた!」

「へ?」
ストローを咥えたまま、首を傾げる睦月。

「モテ期ね!」
「むっちゃん、可愛いもん!」

「……/////
そ、そそそそんなことな、ななないよ…!!//////」

「だって、大学でもよく声かけられるんでしょ?」

「二人がいないからたまたまだよ!」

「そうかなぁ〜(笑)」
「むっちゃん可愛いし!」

「もう!二人とも、からかってるでしょ!(笑)」

「そんなことないって!」
「本当にそう思ってるんだよ!」

「もう!(笑)」

三人で笑い合っていると………

「お姉さん達、可愛いね!」
「遊ばない?」

二人組の男性に声をかけられた。

「………」
「………」
静恵と花瑛の表情が、スッ…と冷めたように真顔になった。

「……/////」
(わ…ナンパだ…!
二人とも、綺麗だもんなぁー)
睦月は一人、興奮していた。

いつもこんな感じで、静恵と花瑛がナンパされるのを横で見ている睦月。

静恵と花瑛の断る姿があまりにもカッコ良くて、いつも見惚れているのだ。

「私達、彼氏待ってるの」
「ナンパされてるとこ見られたくないから、他当たって」
冷たく引き離す二人に見惚れる、睦月。

「………」
(二人とも、カッコいい…//////)

見惚れていると、不意に二人の男性の視線が睦月の方に来た。
「君はピュアそうだよね!」
「可愛いね〜」

「え……」
(なんで、私…!?)

「君も遊ぼうよ!」
そう言って、手を掴まれた。

「いや…あの…」

初めての経験に、固まってしまう。

「ねぇ、行こ――――――」

すると………
途端に男性二人が真っ二つに割れ、突き飛ばされた。

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