恋愛なんてしない
先輩は有無を言わさないというか、本当に一緒に居たいという様子が伝わってくる。
私も一緒に居たい気持ちは同じなので、今日もこの家に帰って来ようと決めた。
手を繋いで駅まで歩き、会社の最寄りの駅で別れて別々に出社する。
香奈に話を聞いてもらおうと思い、昼休み一緒にご飯を食べることにした。
「え!?あの相馬先輩と!?」
「シー!聞こえる!!」
今日は食堂にせず、会社近くのお店に来ていてよかった。
思ったよりも大きな声を出した香奈に焦りつつも、香奈に報告できたことにホッとする。
「おめでとう~!よかった!これで私も安心!」
自分のことのように喜んでくれる香奈に私も笑顔になる。
「でも敵は多そうだから気を付けてね!応援してる。」
「ありがとう。」
香奈と別れ、午後の業務に取り掛かる。
思ったよりもスムーズに仕事が進んだ私は定時で会社を出る。