恋愛なんてしない
先輩の提案に乗ることにした私は、先輩が準備している間に食器を洗ったり、服を着替えたりする。
家を出る時、
「元気チャージ。」
玄関先でギューッと私を抱きしめる先輩。
「チャージ完了!」
ニッコリと笑う。
家を出る前に「あ!」と言って何かを思い出した様子。
「はいこれ。」
先輩に渡されたのは鍵。
「俺より先に仕事終わったら先に入ってて。それあげる。」
言いながら玄関を出る先輩。
「え、私今日も先輩の家に帰って来るの?」
「また先輩に戻ってる。今日も一緒に居たいから。」
「あ、ごめん。でも、私他に服とか何もない。」
そう、私は1泊のつもりで来ていたので他に服などの身の回りのものを持ってきていない。
「じゃあ今日帰ってきたら一緒に取りに行こう。」