国に尽くして200年、追放されたので隣国の大賢者様に弟子入りしました
感染症のように日に日に患者数が増えていること。
症状がだんだん重たくなっていること。
回復までに時間がかかるようになっていること――
「詳細な情報をありがとうございます。今から薬屋さんに行くので、お医者様が使う薬の仕入れもお願いしておきますね」
「助かります。それにしても、瘴気が原因かもしれないとは……勉強不足でした」
「この国では珍しい事例ですから無理もありません」
「いいえ。ルティシアの瘴気については存じていたのですから、もっと知っておくべきでした」
医師は心底悔いているようだった。
ニーナはこの真摯な態度の医師に好感を持った。
病気の専門家ではないニーナの意見も柔軟に受け入れ、対等に話をしてくれる。
大賢者の弟子という肩書もあるだろうが、ルティシアではあり得ないことだった。
(真面目な方ね。ルティシアにもこのような医師がいれば……)
ニーナは医師の手を強く握り、ぶんぶんと振った。
「私も勉強し直している身です。ともにこの危機を乗り越えましょう!」
症状がだんだん重たくなっていること。
回復までに時間がかかるようになっていること――
「詳細な情報をありがとうございます。今から薬屋さんに行くので、お医者様が使う薬の仕入れもお願いしておきますね」
「助かります。それにしても、瘴気が原因かもしれないとは……勉強不足でした」
「この国では珍しい事例ですから無理もありません」
「いいえ。ルティシアの瘴気については存じていたのですから、もっと知っておくべきでした」
医師は心底悔いているようだった。
ニーナはこの真摯な態度の医師に好感を持った。
病気の専門家ではないニーナの意見も柔軟に受け入れ、対等に話をしてくれる。
大賢者の弟子という肩書もあるだろうが、ルティシアではあり得ないことだった。
(真面目な方ね。ルティシアにもこのような医師がいれば……)
ニーナは医師の手を強く握り、ぶんぶんと振った。
「私も勉強し直している身です。ともにこの危機を乗り越えましょう!」