エリートなあなた


テーブルに突っ伏してみたり、畳敷きの床へとゴロンと寝転んでみたり。



“お腹空いた!”と言っては、最近の小学生より性質の悪い行動を取っていた。



それを目の当たりにして、私の方が口を噤んでしまうから。ある意味、反面教師だろう。



すると突如スパーン、と勢いよく襖が開く音が背後で響いた。



何事?!と振り向けば、お待ちかねの彼女さんのご到着。



――だけでなく、口をあんぐりさせた理由はそれ以上に。



「…絵美さん!?」


「真帆ちゃんーお待たせ!」


なんと絵美さんがパンプスをその場で豪快に脱ぎ捨て、部屋に上がって来たから。



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