無愛想な天才外科医と最高難度の身代わり婚~甘く豹変した旦那様に捕まりました~【職業男子×溺愛大逆転シリーズ】
liar
微睡みから意識が浮上すると、素肌の背中に触れる体温に真っ先に気がついた。
振り向くと、肩越しに真紘の寝顔が見える。彼の逞しい腕はガッチリと由惟の腹部に巻き付いていて、由惟はそこはかとない幸福を覚えた。
それと同時に沸き起こるのは、穂乃花に対する罪悪感。
真紘と初めて身体を重ねてから一ヶ月が過ぎ、毎日のように真紘の腕の中で目覚めるたびに己の意志の薄弱さに苛まれていた。
後ろめたさから、みどりにも連絡できていない。ダメだとわかっていても、日々増幅する恋情が真紘を受け入れてしまう。自分でも如何ともし難かった。
「おはよ……」
眠そうな吐息が耳朶をかすめる。
「おはようございます、真紘さん」
この前から呼ぶようになった名前。口に出すたびにくすぐったい。
寝返りを打って向かい合うと、真紘が枕に顔を半分埋めながらあくびを噛み殺していた。普段は隙がなくかっこいいのに、寝起きはひたすら可愛いのだ。
振り向くと、肩越しに真紘の寝顔が見える。彼の逞しい腕はガッチリと由惟の腹部に巻き付いていて、由惟はそこはかとない幸福を覚えた。
それと同時に沸き起こるのは、穂乃花に対する罪悪感。
真紘と初めて身体を重ねてから一ヶ月が過ぎ、毎日のように真紘の腕の中で目覚めるたびに己の意志の薄弱さに苛まれていた。
後ろめたさから、みどりにも連絡できていない。ダメだとわかっていても、日々増幅する恋情が真紘を受け入れてしまう。自分でも如何ともし難かった。
「おはよ……」
眠そうな吐息が耳朶をかすめる。
「おはようございます、真紘さん」
この前から呼ぶようになった名前。口に出すたびにくすぐったい。
寝返りを打って向かい合うと、真紘が枕に顔を半分埋めながらあくびを噛み殺していた。普段は隙がなくかっこいいのに、寝起きはひたすら可愛いのだ。