(一)この世界ごと愛したい
わざわざドアから出て丁寧に向かっても、間に合わないと判断した私はこの窓から飛び降りることにした。
そした茂みの中の男たちが動くのを確認した時、同時に私は窓から勢いよく飛び出した。
レンへ振り下ろされる剣を、防ぐことになんとか間に合いはした…けど。
足いったーい!!!
「レン様、少し下がっててください。」
「…君、今飛び降りた?」
そこ今気にすることか!?
とりあえず、私は自分の隣の部屋の窓を確認すると。
案の定るうと目があったので、すぐ来てくれるだろうと察し刺客へ向き直る。
レンのことはるうに任せよう。
刺客は黙ったままだが、こうなった以上逃げるのは不可能だと判断したのか。そのまま私へ斬りかかる。
…絶対逃げた方がよかったですよ。
「まさに、暗殺向きの太刀筋ですね。」
「…っ!」
とは言え、私に敵う道理はないんだけど。
レンの育てる草花に影響がないよう、少しずつ場所を移しながら五人全て斬り捨てました。はい。
…強くもなく、特別弱くもない。