彼の溺愛の波に乗せられて
そしてついに私の脚の間に彰人の手が触れて、中に指が入ってきた。

自分でも触れたことのない場所に彰人が指を入れて動かす。

痛い…
痛いよ…

それに、怖い。
彰人が怖い。

でも我慢しないと…

そう思って必死に唇を噛んで我慢するもののやっぱり嫌だ。

そして私はこの時気づいた。

彰人は私にとってただの友達の延長だったのだと。
好きは好きでも、やっぱり友達としてだったのだと。

これ以上の事は彰人とはできないと。

「彰人…ごめん…ごめん、彰人っ…私…」

すると彰人はスッと私から離れた。

「いいから。わかってた」

「ごめんなさいっ…本当に」

私は脱がされた服を手繰り寄せる。

「それ以上謝らないで。余計にみじめになるだけだ」

彰人を傷つけてしまった。
私は急いで着替えてそのまま彰人の部屋から逃げるように飛び出した。
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