彼の溺愛の波に乗せられて
そしてその後、彰人から謝りの連絡があったけど、私たちは交際を解消する事になった。

彰人と高校も違くてさっぱり連絡も取らなくなり、会うこともなくなって気づけばもう二年生になろうとしていたある日、友達伝いに彰人の話を聞いた。

彰人はあれから親の仕事の関係で海外に引っ越したと。

そうだったんだ…。

あの頃からそういう話しはあったんだろうか。
あの時私が受け入れてたら彰人は引っ越さなかった?

でも何度思い返しても、私は彰人をやっぱり友達以上には思えない。

なんで…
あんなにいい奴なのに。

なんでちゃんと好きになってあげられないのだろう。

私はもしかするとそういう感情を異性に持つことが出来ないのかもしれない。

私は欠陥品だ。

そう思った。





< 12 / 301 >

この作品をシェア

pagetop