彼の溺愛の波に乗せられて
恥ずかしい。
でも、触れて欲しい。
そう思った。

顔を触れられた時とても幸せな気持ちになったから。

天寿は私の肩に手を置いた。
そしてスルッと腕に降りてきて手を握られ手の甲にキスを落とされた。

反対の手もまた肩に触れ、そこから首へと移りゆっくりと胸を避けるように触れそのままお腹へ回り背中までいくとスーッと下から上へなぞるように触れられる。

ゾクゾクと背筋に何かが走り、思わず背筋を伸ばして胸を突き出すような体勢になる。

するとその手は私の胸へと向かって動き包み込むようにゆっくりと揉みしだく。

「はぁっ…」

お腹の奥がジンジンとして熱い。

そして胸の頂点をキュッと絞るように摘まれる。

「あっ…!」

寝室に私の声が響いた。
恥ずかしい。
咄嗟に口を押さえた。

「大丈夫。そのままで」

天寿は優しい声でそう言って私にキスをした。
全部包み込んでくれるみたいなそんな優しさが伝わってくる。

寝室にまた二人のキスの音が響き渡り、その間も天寿の手は私の胸をずっと甘く刺激する。

「んっ…はぁっ…」

お腹の奥が本当に変…
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