彼の溺愛の波に乗せられて


こんな感じなんだ。
触られるのって。

くすぐったいようで、でもその指から伝わる体温や感触にどこか安心する。

そして今度は唇でまたひとつひとつのパーツにキスされて、最後にゆっくりと唇にキスが落とされ、自然と深まっていく。

もう緊張や不安なんていつの間にかどこかに飛んでいって、静かな広い寝室に二人のキスの音だけが響く。

「んっ…」

キスが気持ちいいと感じた。
もっとしてと。

するとおもむろに天寿は着ていたティシャツを脱いだ。

その逞しい身体つきに思わず唾を飲む。

私はそっとその身体に触れると、一瞬ピクっと天寿が反応する。

「くすぐったい」

スベスベの肌にそっと指先で触れる。

「綺麗」

私は思わず口にする。

「俺もいい?」

私はコクっと頷く。

するとゆっくりと着ていたティシャツを脱がされ、下着も外される。
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