彼の溺愛の波に乗せられて
「そろそろ頑張れそう?」

そろそろって…
もう既にヤバいよ。

「もう…わけわかんないよ、天寿」

「嫌じゃなかった?」

全然嫌じゃなかった。
私は首を横に振る。

「ならよかった。可愛すぎて俺もヤバいわ」

そう言っていつの間にか準備したのかジンジンしてわけのわからなくなってるその場所にピタっと当てられた。

「いい?」

私はコクっと頷く。

すると感じたこともない圧がグっとかかる。
思わず眉間にシワが寄る。

「ごめんな。痛いな?」

「いいのっ…続けてっ」

「無理しなくて」

「いいの!」

天寿の言葉をさえぎる。

「ちゃんと繋がりたいの…お願い」

「雅っ…」

すると噛み付くようなキスをされ、夢中でその濃厚なキスに応えていれば、徐々に身体から力が抜けて蕩けてしまいそうになる。

「んっ…はぁっ…」

溺れる様なキスをしながらゆっくりと先に進む天寿の眉間には深くシワが刻まれている。

「天寿痛いの?」

私が聞くと天寿は眉を下げ微笑みながら顔を横に振った。
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