彼の溺愛の波に乗せられて


「違う、良すぎて…。キツい…。雅、ちょっとだけ我慢してな。そのまま力抜いてて」

そう言ったかと思えば一気に奥まで貫かれた。

「いっ…! はぁっ…!」

「クッ…ちゃんと繋がったぞ、雅」

天寿は私の顔を包み込むようにして優しくも、何か我慢してるみたいなそんな顔で見下ろした。

おなか…くるし…

「大丈夫? ゆっくり息して」

言われた通り息をする。

「雅っ…好きだ」

そしてキスが降ってくる。

やばい…
幸せ過ぎて泣きそう…

堪えきれず一筋の涙がこぼれ落ちた。

「痛いよな?」

心配そうに私を見下ろす。

「ううん。嬉しくて…ありがとう天寿」

ものすごい圧がかかって大変な事になってるけど。

「雅っ…ありがとな」

「天寿。好き」

「俺もだよ」

そしてゆっくりと動き出す天寿。
私を見つめながら様子を伺うように。

なんて優しいの…
本当好き。

こうして幸せな時間を私にくれた天寿。
痛みすらも幸せと感じる程に。

ゆっくりと頭を撫でられそのまま抱きしめられ、初めて繋がった喜びを胸に夢の中へと入ったのだった。
< 150 / 301 >

この作品をシェア

pagetop