彼の溺愛の波に乗せられて
「本当に!? 良かったじゃん!」

そして愛莉にビキニとボードを借りる。

「ちゃんと天寿から話してくれたよ仕事の事。やっぱり愛莉の言う通りだった。ありがとうね! 昨日も泊まったんだ」

「あ…。ふふふふ。どうだった?」

ニヤニヤと悪そうな顔をする愛莉。

「ありゃ猿だわ」

「はははは! 流石だわ。でもよかった?」

「気絶した」

「だははは! 天寿さん、処女相手に容赦ないね!」

だからさ。
愛莉はヒーヒー腹を抱えて笑っている。

「でも、雅。あんたいい顔してるよ」

思わず笑ってしまう。

「ありがとね」

「乗れんの? そんなんで」

「乗らないけど、浮かんでるだけでもいい」

「そだね! ほら、行こっ!」

そう言って私は愛莉と海へ出た。


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