彼の溺愛の波に乗せられて
そんな話をしていれば雅が誰かとビキニを着て海に入ってきた。

「お、愛莉だ。あれは雅の親友だよ」

雅の親父さんが教えてくれる。
へぇ。
て事は水着とボード借りたのか。

結局乗ることにしたのか?

「俺の予想だけど、愛莉な凌雅の事好きなんだと思うんだよなー」

ははは。

この家族はオープンだなずいぶん。
うちもだけど。

「天寿ー!」

雅が俺に声をかけてきた。

「おう。乗んの?」

「浮いてるだけー」

クククク。

「こんにちは! 雅の親友の愛莉です!」

「初めまして。天寿です。よろしく」

「こちらこそ雅の事よろしくお願いします! 天邪鬼の甘えん坊だから大変だろうけど!」

「ははは。大丈夫。知ってるよ」

皆んなに言われてんじゃん雅。

雅を見ればムスっとしてる。
ははは。可愛いな。

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