彼の溺愛の波に乗せられて
「ブチギレてるよ? そのクソ女にはね」

そう言って私はその女が付けただろうキスマークの上から新しくキスマークを付けて上書きした。

「ついた。もうこれで私のキスマークになったよ」

「雅…全部服脱いで」

そう言われて下もスポンと脱げば、天寿も裸になった。

「そのままこっち来て」

そう言って顔まで腰を引き寄せられる。
膝立ちした脚の間に天寿は顔をうずめた。

「はっ…んっ…」

私は咄嗟に目の前のヘッドボードに手をつく。

「こんな事雅にしかしないよ俺」

わかってる…

「あっ…んっ…」

気持ちいい。
どうにかなりそう。
こんな体勢で…

「他の女なんてもう無理」

息がかかって余計にっ…

「はぁっ…ふっ…」

私の脚の間からスルッと抜け出した天寿は手をつく私の後ろからギュっと抱きしめて座ると、私もそこにそのまま脚を広げて座らせられる。
< 192 / 301 >

この作品をシェア

pagetop