彼の溺愛の波に乗せられて
「おっけ。まずわかった。んじゃねー」
そう言ってぴょんと運転席に飛び乗った。
「これ、ボロいんだからまめにメンテナンスしとけよ?」
凌雅が車のボンネットをコンコンと叩く。
「そんな壊れるもんなの?」
「まぁ、大丈夫だろうけど」
凌雅は車を全体的に見回した。
「にしても相変わらずちっせーな。足届いてんの?」
雅人がそう言えば、凌雅も一緒になってヘラヘラ笑う。
「うっさいな! 大丈夫だってば!」
そう言って私は砂を巻き上げ勢いよく砂浜から出たのだった。
家に帰ってシャワーを浴びてジムへ向かう。
私はヨガと暗くしたスタジオでのバイクトレーニングのレッスンもしていて今日はバイクトレーニングの日。