彼の溺愛の波に乗せられて


「こ、こんなチビで男みたいな女なんかより、私の方がよっぽどいい女じゃない!」

私を指差して顔を真っ赤にさせて怒っている。
チビで男みたいでごめんなさいね。

「テメェみてぇなクソ女、誰が勃つかよ。俺は雅にしか反応しない。楽しかったか? 意識のない俺を前にして」

「んなっ!?」

余計に顔を赤くする橘花真紀。

「わ、私はあなたに無理やり襲われたのよ!?」

はぁー?

「んじゃ、それこそ警察行こう。病院も。検査してもらおうぜ。俺は構わないよ。それとも金か? いくらだ? 1000万か? 1億か? もっとか? いくらでも出すぞ。テメェと関わりを切れるなら」

天寿はぐいっと詰め寄る。

「も、もういいわよ! あんた達なんてこっちから願い下げよ!」

そう言って橘花真紀は走り去って行った。
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