彼の溺愛の波に乗せられて
天寿とのキスはすぐに蕩けそうになる。
「ドキドキしてきた」
「俺に?」
ニヤっと白い歯を見せて笑う天寿の瞳は妖しく光ってる。
ふふふ。
どっちもだよ。
でも今は天寿のキスでドキドキしてる。
いつもどこか余裕そうな天寿に少しだけ抵抗したくなる。
「内緒ー」
なんて言って。
「クク。んじゃこっちに聞こ」
すると後ろから脚の間にスルッと手が割って入ってくる。
「ちょっ…、んっ…」
お風呂場に響く私の上ずった声。
天寿はクスッと耳元で笑う。
「雅は身体に聞くのが一番素直だからな」
「天寿っ…」
「なににドキドキした?」
そう言って囁くように首元にキスを這わせながら問いただされる。