彼の溺愛の波に乗せられて
そしてここで待ってても雅は帰ってこないって事だよな?

よし。

こうなったら突撃だ。

俺は指輪を持って部屋を出た。

逃すかよ。
バカもん。

俺をこんな風にして。
きっちり責任とってもらうぞ雅。

そして途中で買った108本の赤いバラの花束。
めっちゃはしごしたわ。

花言葉は"結婚してください"。

まさか自分がこんな風に誰かに花束を用意する日が来るとは。

そして雅のいるジムへ向かえば案の定いつもの場所にいつもの車が止めてあった。

車の中を覗けば、俺の家から持ってきただろう大量の荷物が積まれたままだった。

一人で運んだのかよ。

本当にあいつって奴は…

油断も隙もねぇ。
俺の可愛い可愛い愛しの猫ちゃん。

ちょっと暴走気味で現在迷子中。

それすら可愛い。
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