彼の溺愛の波に乗せられて
マンションに着くなりお互いせき止めていた堤防が決壊したように想いが溢れ強烈なキスを交わす。

「ふっ…んっ…はぁっ…」

この唇の隙間すら惜しい。

お互い急かすように服を脱がし合いベッドに雪崩れ込む。

「早くっ…」

「わかってる。煽んな」

そう言って深く濃厚なキスで蕩けさせられる。

そのまま大きな手で胸を揉みしだいていた手は私の脚の中心に向けて伸び、既に熱く蜜が溶け出したそこに触れる。

「すごいな、こんなにして。俺を待ってるのか?」

いやらしい水音と共に溢れ出す蜜を掻き出されれば、押し寄せてくる波に乗るしかなくなる。

もうここでこうして愛し合う事もないのかと思った。

到底諦めることなんて出来ないから、ずっと天寿を心の中で愛していようと思った。

「はぁ…んっ…奥…愛してっ…」

早く天寿を感じたい。
この身で全てを感じ取りたい。
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