彼の溺愛の波に乗せられて
「ヤバいっ…あっ…もうきちゃう…んっ!」

そう言えば更に律動を加速させ一気に奥をガンと貫かれた瞬間、打ち寄せた波が高く高く上り目の前が真っ白になって飛沫を上げた。

そして息つく暇なく体位を変えて、うつ伏せにされ押し潰されるように後ろから腰を沈め打ち付けられる。

私の首に天寿の熱い舌が這いずり回る。

耳を舐められ甘噛みされた。

苦しいのに、重たいのに。

天寿の愛の重さのようで、この身動きが取れない体勢で降参させられるように律動は激しさを増していく。

お互い自然と口数も減っていき、この甘くて激しい激情の波に二人で飲み込まれるように。

「あっ…ふぅっ…んっ」

打ち付けられる度に天寿から与えられる快感にチカチカと目眩がしてきそう。

「天寿っ…またっ…」

天寿はまた深く貫くように腰を突き動かし、私のあごを上げると深く噛み付くようにキスをしてきた。




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