彼の溺愛の波に乗せられて
海外でサーフィンをしながらも、いずれは日本に帰国したかったのもあって、日本にも何店舗か俺が起業した店がある。

俺はもともと生まれた地元を離れ、起業した店がある土地へ住むことにした。

海外にいる間、日本で起業した会社の運営を支えてくれていたのは俺の姉と妹。

頭が上がらん。
それがなくても俺はあの二人には勝てないが。

強すぎる。

姉の寿梨(じゅり)は俺の一つ上で、俺が一年前に親父と帰国するのを待っていたかのように結婚した。

親父に花嫁姿を見せたかったのかもしれない。
ずっと心配していたから。

そして妹の寿奈(じゅな)は俺の二つ下。

俺はコイツらのせいで全くもって女に夢を抱かなくなった。

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