彼の溺愛の波に乗せられて
"いつ飯いく?"

さっそく連絡しちゃう俺。

"いつでもいいよ!"

お。意外と返事が早い。
もう海から上がったのか?
今日休みだって言ってたし、誘ってみようか。

"今晩は?"

急すぎか?

"全然いいよ! お腹空いた!"

んじゃなんか食えよ。
思わず笑ってしまう。

"どこ行きたい?"

"Azzurro"

え。
いやここ、俺の店な。
しかもイケメンスタッフ揃えてる所な。

気まず。

ここに俺と行くの?
一体何考えてんだ?

"イケメン見に行くのか?"

"違うよ! だったら天寿誘わないでしょ普通。パスタ激ウマだから"

ははは。確かに。
そこは普通の感覚らしい。

でもなー。
スタッフ俺に気づくよなー。

確かにあそこの料理はこだわった。
イケメンもこだわったがな。

仕方ないか。

"行こうか。迎え行くよ"

"ありがとう!"

すると実家だろう住所が送られてきた。
いいんだ。
教えちゃって。
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