彼の溺愛の波に乗せられて


いや、それはないか。

遊ぶくらい…

でもな。
野良猫並の警戒心の強い女だからな。

ナンパも断るって言ってたし。

やべぇ。嬉しい。
もしそうなら、ますます大事にしないと。

しかもあの元彼のせいで嫌なイメージを持ってる可能性だってある。

そうだよ。
喜んでる場合ではないかもしれん。

まずはやっぱり俺にもっと慣れてもらおう。

あいつは野良猫だ。

間違ってしっぽでも踏んだら逃げていきそうだ。

そんな事を思いながらまた自分のデスクに戻った。

それに俺がジムのオーナーだって事は言っても大丈夫だろうか。

変に意識されても困るし。
また他の女みたいに目の色変えられたくない。

元プロサーファーだって言った時のあの反応…

言わなきゃ良かったか?
あれから態度が変わった?

でもそんな奴じゃないと信じたい。

少しの不安はあるが、この出会いには何か意味があるものだと言い聞かせた。
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