彼の溺愛の波に乗せられて
仕事が終わって一度マンションに帰る。

最上階へ上って玄関を開ければ、サーフボードの数々。

スーツを脱いでラフな格好に着替えた。
白の無地のTシャツとリネン素材のネイビーの短パン。
んで馴染みのビーサン。

そして雅の実家に向かう。
ここか?

いかにもだな。

そこはサーフテイストのオシャレな一軒家だった。

"着いた"

メッセージを送ればひょこっと玄関から雅が出てきた。

焼肉屋の時も思ったけど、私服オシャレだよな。

白のタンクトップからは腹が出てて、ハイライズのゆったりめのサイズのデニムのショーパンにビーサンを履いて、小さなバッグを斜めがけしてる。

「天寿おつかれ!」

「お疲れ様。乗って」

俺は助手席をさす。

「おお。私の車より車高高い!」

助手席を開けた雅がそんな事を言っている。

「手伝うか?」

「なめんな」

なんて可愛く言われる。
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