彼の溺愛の波に乗せられて
〜雅side〜

彰人に会って彰人の結婚の話しを聞いて私はどこか晴れやかな気持ちになった。

ずっと心のどこかで気にしていたから。
私のせいで彰人が前に進めなくなってたら嫌だなって。

でもそんな心配をよそに、彰人はしっかりと前を向いて歩いていた。

それを知って心の霧が晴れて、肩に背負っていた重たい何かがスッと取れて軽くなった気がした。

それと同時に私も少し前に進んでみようかなって思った。

と言っても私はこれまで恋愛をした事がない。
この気持ちだって、彰人から言われなかったら気付かなかったと思う。

しかもちょうど良く天寿が現れた。

なんか二人して微妙に喧嘩腰でちょっとだけハラハラしたし。

彰人め。
余計な事を。
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