彼の溺愛の波に乗せられて
さんざん愛莉に恋愛のあれこれを聞かされてたから、今となればいろいろ当てはまる事が多くて私も一端の女だったんだとわかった。
「ふふふ」
おかしい本当に。
「なんだよ」
私を不思議そうに見下ろす天寿。
どんな表情もカッコいい。
綺麗な眉は自然に整えられてて、くっきりとした二重にどこか甘さのあるそんな瞳。
鼻筋がスッと通って高くて、薄めの唇は綺麗な形をしている。
そして笑うと見える白い歯は綺麗に並んでる。
サーフィンをしてるから浅黒くて、でも肌はすごく綺麗だ。
フェイスラインがシュッとしてて首も長い。
本当にモデルみたい。
ひょろひょろでもなく、ムキムキなマッチョでもない。
程よい筋肉がついて肩幅も広くて男性らしい感じだ。
「楽しい」
そう言って見上げると天寿は顔をフッと横に向けた。
「えー、何でそっち見んのー」