うみに溺れる。
❀❀❀



修学旅行が終わったそのままの足で、海は俺の家へとやって来た。

その道中はお互い話す事はなく無言だった。


「ただいま」

「おう、おかえり空人」

「…お邪魔します」

「あれ?海ちゃん?久しぶりだねぇ!上がって上がって!」


キャリーケースを1階に置いたまま、一緒に2階へと上がった。


「久しぶりかも、空人の部屋入んの」

「まぁ、そうだろうな」


しばらく避けていたという事実が少しだけ気まずい。

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