うみに溺れる。
「とりあえず鹿嶋とか、同じ班の奴にはメールしたから後で合流するぞ」
人気のない所に来たせいか、私の鼻をすする音が響いて聞こえた。
「海?」
「……雫玖から、私の事よろしくって頼まれたんじゃないの」
「………うん」
「じゃあなんでっ、」
「…その方がいいと思ったから。俺は、海から大事な人を奪ったようなもんだろ」
「なにそれ、自分のせいだって言うんならそれこそ雫玖の遺言聞きなさいよ!!」
「海、」
「っ…私は、空人まで失わなきゃいけないの?」
京都まで来て何やってんだ。
こんな所で泣き喚いて、恥ずかしい。
「違う、」