Rescue Me
「仕事で仕方のない事なのは分かってるけど、本当は毎晩颯人さんが結城さんと一緒に夜遅くまで出かけていてすごく寂しかった。
ずっと何か隠されている気がして不安だった。もっと私の事を信頼してお父さんの会社を継ぐこととか相談して欲しかった。私どんな事でも受け止めますから、どんな颯人さんでも必ず受け止めますから……もっと信頼して欲しい。
それとお仕事が忙しいのは分かってるけどたまには早く帰ってきてゆっくり休んで欲しい。颯人さんのあんな疲れ切った顔を見るのがとても辛いです。
たまに早く帰ってきてゆっくり休んで私を一生懸命可愛がってください。そしたら私、結城さんが颯人さんと一緒に仕事をする事になっても大丈夫ですから」
私は泣きながら必死に桐生さんに訴えた。すると彼は私をきつく抱きしめながら、感情の昂った掠れた声で私に言った。
「ごめん……本当にごめん。俺が何もかも悪い」
桐生さんは泣いている私を慰める様に背中を何度も撫でた。
「……こんなつもりじゃなかったんだ。本当は何度も何度も話そうとしたんだ。……でも親父の会社の事や冴子の事を話すと、蒼が何処かへ行ってしまうんじゃないかって怖くなって……。
やっぱり親父の会社を継ぐのを辞めようかとか、やっぱり蒼と相談して決めようかとかものすごく悩んで……。でも蒼はいつも大丈夫って何も言わないし、言わないから余計何を考えてるのか全然わからなくて……。
そうこう悩んでるうちに久我は割り込んでくるし、それで喧嘩して今度はなかなか言い出せなくなって……」
桐生さんは震える吐息を漏らすと私と額をコツンと合わせた。
ずっと何か隠されている気がして不安だった。もっと私の事を信頼してお父さんの会社を継ぐこととか相談して欲しかった。私どんな事でも受け止めますから、どんな颯人さんでも必ず受け止めますから……もっと信頼して欲しい。
それとお仕事が忙しいのは分かってるけどたまには早く帰ってきてゆっくり休んで欲しい。颯人さんのあんな疲れ切った顔を見るのがとても辛いです。
たまに早く帰ってきてゆっくり休んで私を一生懸命可愛がってください。そしたら私、結城さんが颯人さんと一緒に仕事をする事になっても大丈夫ですから」
私は泣きながら必死に桐生さんに訴えた。すると彼は私をきつく抱きしめながら、感情の昂った掠れた声で私に言った。
「ごめん……本当にごめん。俺が何もかも悪い」
桐生さんは泣いている私を慰める様に背中を何度も撫でた。
「……こんなつもりじゃなかったんだ。本当は何度も何度も話そうとしたんだ。……でも親父の会社の事や冴子の事を話すと、蒼が何処かへ行ってしまうんじゃないかって怖くなって……。
やっぱり親父の会社を継ぐのを辞めようかとか、やっぱり蒼と相談して決めようかとかものすごく悩んで……。でも蒼はいつも大丈夫って何も言わないし、言わないから余計何を考えてるのか全然わからなくて……。
そうこう悩んでるうちに久我は割り込んでくるし、それで喧嘩して今度はなかなか言い出せなくなって……」
桐生さんは震える吐息を漏らすと私と額をコツンと合わせた。