女嫌いな年下のおとこのこ


翌日。

朝一に始まったミーティングは昼過ぎまで続き、それが終わって会議室を出た頃にはランチに出ていた社員がちらほらと帰ってきていた。


「少し遅いけど、私達も外に食べに行こうか」


先に退出した部長と課長を除き聖と飛鳥、それから数人の同僚と事務員達とそう話しつつ各々一度デスクへ戻った。

聖が外に出る仕度をしていると背後から声をかけられた。


「久しぶりじゃん、白河」


声の主は一ノ瀬で、彼の手にもPCとタブレットが握られていた。


「こんなに長く会社で見ない日があるから違和感しか無かったぞ」
「そうかもね。一ノ瀬くんも今からお昼?」
「おー、だからお前誘いに来た。聞きたい事あって」


一ノ瀬の言う聞きたい事が気になったが、丁度その時飛鳥達が自分を呼びに来た為会話が途切れた。


「白河さん、準備できました?」
「ああ、うん」


飛鳥達に返事をし、一ノ瀬に向き直る。


「実は先約があって。みんなが良ければ一ノ瀬くんも一緒に来る?」


どうかな?と飛鳥達に聞けば否やは無いようだった。

一ノ瀬もメンバーの顔を見て「じゃあ是非」と笑顔を見せた。

そして同僚と話している飛鳥を見ながら言う。



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