【電子書籍化決定】改題/犬猿の仲の狼王子から、なぜか求愛されています!?(旧題/関係を終わらせる勢いで留学して数年後、犬猿の仲の狼王子がおかしいことになっている)
実際、王子という地位を固めていくのに彼はシェスティの知り合いの家とも、よくパーティーで話していた。
「訪ねたいと手紙に書いてあったけど、何かしたいことでもあったの?」
「ごほっ」
窓に近い円卓席につき、二人の茶会が始まったとこでシェスティは尋ねた。その途端、なぜだかカディオが紅茶を少し噴いた。
彼の手にも少し紅茶がかかる。
「まぁ、大変」
シェスティは立ち上がろうとしたのだが、そばについていた護衛騎士隊長が、素早く手を前に出して「私のほうでしますので」と言ってきた。
「し、したいこと、なんて……」
「殿下、落ち着いてください。深呼吸です」
世話をしながら護衛騎士隊長が、カディオにそんなことを答えている。
(何かしら。私、悪いことでも言った?)
カディオはひどく動揺しているみたいだった。
(これは、何かしたいことがあるみたいね)
シェスティは名探偵になった気分で、考えを巡らせる。
その途端に周囲を取り囲んでいる騎士のうち、若い一人がこらえきれなくなったみたいに言ってきた。
「訪ねたいと手紙に書いてあったけど、何かしたいことでもあったの?」
「ごほっ」
窓に近い円卓席につき、二人の茶会が始まったとこでシェスティは尋ねた。その途端、なぜだかカディオが紅茶を少し噴いた。
彼の手にも少し紅茶がかかる。
「まぁ、大変」
シェスティは立ち上がろうとしたのだが、そばについていた護衛騎士隊長が、素早く手を前に出して「私のほうでしますので」と言ってきた。
「し、したいこと、なんて……」
「殿下、落ち着いてください。深呼吸です」
世話をしながら護衛騎士隊長が、カディオにそんなことを答えている。
(何かしら。私、悪いことでも言った?)
カディオはひどく動揺しているみたいだった。
(これは、何かしたいことがあるみたいね)
シェスティは名探偵になった気分で、考えを巡らせる。
その途端に周囲を取り囲んでいる騎士のうち、若い一人がこらえきれなくなったみたいに言ってきた。