恋する花束を君に

そして、その1日でわたしは4パターンのデザインを作ってみた。

「ねぇ、絵里。4パターン作ってみたんだけど、どう思う?」
「おぉ〜、んー、そうだなぁ、、、これなら、シンプルだけど目に付きやすいかも!」
「まだ手直しはするつもりなんだけど、じゃあ、これ第1候補にしようかなっ!」

絵里とそんな会話をしながら、相談に乗ってもらっていると、あっという間に定時になってしまった。

「あー、疲れた!続きは明日やろっと。」
「でも、この感じなら、明日には完成しそうじゃない?さすが、なごみは仕事が早いねぇ〜。」
「絵里のアドバイスのおかげですぅ。ありがとう!」

そう話しながら、帰り支度をするわたしと絵里。

しかし、由美子がまだ帰る支度もせずパソコンに向かっていた。

「あれ?由美子、まだ帰れそうもない?」

絵里がそう訊くと、由美子は「まだやり残してることあるから、少し残ってるよ。」と言った。

わたしは「何か手伝おうか?」と言ったのだが、「大丈夫。2人は先に帰ってて。」と言う由美子。

何か申し訳なかったが、わたしと絵里は「じゃあ、先に帰るね!お疲れ!頑張ってね!」と由美子を残し、先に退勤したのだった。

< 26 / 45 >

この作品をシェア

pagetop