極愛〜狙われたら最後〜
本当は俺にこんな事をされて嫌なんじゃないかと…
そう思うも、やはり俺は雫を目の前にして我慢など出来やしない。
嫌がろうとも。
俺は雫を求め愛したくて仕方ない。
愛おしくて離れられない。
たとえこうして感じているように声をあげるのが演技だったとしても。
普段から前よりずっと笑顔が増えたのも。
俺が帰ると、どこか嬉しそうに玄関に迎えに来て俺のキスを当たり前に受け入れるのも。
全部、俺を油断させるための演技なんだろうか。
こうして俺を離すまいと搾り取るように吸い付いてくるのは何で?
本当の雫の気持ちが知りたい…
何で俺に盗聴器やGPSを付けた?
しかも懲りずに何度も。
俺にこうされると分かってるくせに。
たぶん先日、将臣の嫁と歩いているところを見られた。
それを会社で聞きつけたんだろう。
俺に他の女なんている訳もないのに。
気になるなら直接聞けばいいのに、あんなん付けて。