極愛〜狙われたら最後〜
はっ。
嘘も大概しろ。

俺は女なんて気晴らしに抱ければいいとしか思ってない。
それに、同じ女は抱かない。

そんな俺が結婚?

もしそれが本当だとしても絶対にそこに恋愛感情などはないはずだ。

結婚する時に何があったのかは知らないが記憶のない今、好きでもない知らない女となんて婚姻関係を続ける意味などない。

なのに親父も将臣も俺の妻らしい雫という女にすっかり騙されてるのか、離婚したいと言っても止められる。

俺に妻などいらねぇ。
邪魔なだけだ。

あの家に住んでるって?
あれは俺の家だぞ。

早く出てけよ。

女が悠々自適に俺の金を使って今ものうのうとあの家で生活しているなんて考えただけで虫唾が走る。
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