極愛〜狙われたら最後〜
「どれ。シャワー浴びてあいつら迎えに行くか」

「そうだね。半沢もそろそろ来ちゃう」

龍臣は抜かないまま私を抱き抱えて、素っ裸で部屋を出て階段を下りてお風呂場へ向かう。

シャワーを出してようやく下ろされ引き抜いた。

タラーっと中から落ちてくるそれをシャワーで流しつつ身体を丁寧に洗われる。

至れり尽くせり。

「龍臣全然じゃん」

「ああ。そのうちおさまる。言うこときかねぇからよコイツ」

そう言って髪を洗いながら振り回して見せる。

バカだ。

飼い主がそれじゃ言うこと聞かないのも納得だわ。

私はぎゅっと握ってやる。

「ちょ、おい! 優しくしろ!」

「はははは!」

「ったくよ。デリケートなんだからな? こう見えて」

シャンプーの泡をモコモコさせて両手を上げて私を睨む。

全く迫力なし。

「かわいいねー」

ちょんちょんとつっついてやる。

「あ、動いた!」

「だからやめろって! 遊ぶな!」

「はぁー楽しい」

「お前覚えとけよ」

急に男の顔をする龍臣。
私はこの顔に弱い。

「夜、子供たちが寝たら望み通り抱き潰してやるからな」



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