極愛〜狙われたら最後〜
龍臣に組み敷かれ、腕の中に閉じ込められて加速していく律動とともに波がどんどん膨らんでいく。

逃し方も分からずただひたすら快感の波が高くなっていって、龍臣が果てるその瞬間、同時に打ち寄せた波が弾けた。

そっと脚を肩から外されてやっと呼吸ができる。

肩を揺らして必死に呼吸を整える私を見下ろして龍臣は微笑む。

鼻と鼻でキスをしてそのままチュっと口にも。

満足そうな顔しちゃってさ。

「かわいい顔するよね」

「は?」

どうやら知らなかったらしい。

「龍臣、かわいい顔するよ。こういう時」

するとガブっと首を噛みつかれる。

「ちょっ!」

「俺をかわいいだなんて言った罰だ」

「なんでよ。本当だもん。私だけにしか見せないでよ?」

「んな当たり前だろ。知らねぇわ」

あんなに甘くて激しい時間を過ごした後とは思えないほど、二人でやり合うように会話をする。

なんなら龍臣はまだ私の中にいる。

ぎゅっと力を入れる。

「ちょ…おい。締めるな」

「ふふふふ」

すると龍臣も仕返しするようにグイっと動かした。

「ねぇ。遊ばないでよ」

結局は二人でクスクス笑ってしまう。
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