極愛〜狙われたら最後〜
ゴタついてた理由は聞いたら話してくれるのだろうか?

私にはそう簡単に話さないか?

「大変だったね」

とりあえず労いの言葉を言う。
すると彼は私の首元に顔をうずめ抱きしめる力を強めた。

「手の怪我は…大丈夫?」

私がナイフを突きつけた時の。

「大丈夫。もう治ったよ」

そう言ってパッと手を開いて見せた。
私はその手を取り撫でる。

「ごめんね」

「大した傷じゃない」

そして顔を振り向かされるとあの日以来のキスが落とされた。

静まり返った広い寝室にキスの音が響く。

「んっ…」

そしてキスはそのままに後ろからスルっとバスローブの紐を解かれその手は胸へと移り揉みしだかれる。

丁寧に優しく。

どうして彼から触れられるとこうもクラクラしてくるの…
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