蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
食後にコーヒーを持ちながらソファに

「結城から教えてもらったんだが、悠里と一緒に働いている人たちがカウンターでトラブルを起こしたんだってな。悠里は何かされていないか?」

「うん。大丈夫。元々彼女たち仕事はできるの。ただ、私語が多かったり……」

私が言い淀んでいると彼は笑って話を繋いでくれた。

「パイロットに愛想を振り撒くのに忙しかったり?」

ハッとして彼の顔を見ると頷いている。

「俺らだってわかっているさ。ちゃんと仕事をしているかどうか、なんてさ。だからこそ悠里の評判はいいんだ。最も俺は周りに言われる前から悠里の良さに気がついていたけどな」

彼は大きな手で私の頭をそっと撫でる。そのまま肩を抱き寄せられると顔を上げさせられ唇を重ねた。

「悠里を俺のものにできて幸せだよ」

「私も瑛人さんとこうしていられて幸せ」

会話の合間で重ね合わせる唇に私の胸は高鳴り始める。こんなに幸せでいいのかと怖くなる。でも彼とのこの時間が大切でもう手放すなんて考えられない。私から彼の首に手を回すと、それに応じるように彼は私を持ち上げ、膝の上に座らせる。向かい合わせ、より密着した状態でもう会話はいらなくなった。
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