蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
そう思っているとスマホがメッセージを着信した。ふと視線を落とすと桐生さんからだった。画面を未来ちゃんに見られてないかとヒヤリとしたが、彼女はパスタを食べていて気が付かなかったみたいだった。そのままスマホを手にして、内容を確認すると顔が熱くなるのを感じた。

【俺も悠里ちゃんは優秀だと思うし、可愛いと思ってるよ】

え? 
振り返ると背中越しに桐生さんが宮本さんと食事をとっていた。未来ちゃんの声が聞こえていたのだと思うと恥ずかしくなった。そして、このメッセージを見て顔から火が出るくらい熱くなった。
もちろんこのメッセージに返信はできなかった。でもすぐに既読がついたのは知られただろうから、背中越しに私が焦っているのも感じただろう。顔は見てなくても焦っているのを感じ、笑っているような気がしたので、余計に私は顔が熱くなってしまった。
程なくして、彼らが立ち上がるまで私は食事が喉を通らずひたすらパスタをくるくると絡めてばかりいた。
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